厚生労働省の調査によれば、せき止め薬や解熱鎮痛薬などの一般用医薬品を過去1年以内に乱用目的で使った経験がある中学生は1.8%と推定されています。若年層を中心に薬の過剰摂取(オーバードーズ)が問題となっており、孤立や生きづらさがみられます。
男子は1.5%、女子は2.0%で全体が1.8%です。学年別では1年生2.1%、2年生1.8%、3年生1.6%です。薬の入手先は、薬局・ドラッグストアなどの実店舗64.2%、家の常備薬33.3%などでした。乱用は全国に広がっています。
乱用経験がある生徒は、ない生徒に比べて学校が全く楽しくない、相談ができる友人がいない、悩み事があっても親にはほとんど相談しないとの回答が多くみられます。日常生活や学校での生きづらさの有無は、乱用経験がある生徒の21%がかなり感じている、26%がどちらかと言えば感じていると回答しています。

(2025年8月22日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)