主な医療機関における婦人科内視鏡手術

婦人科の領域で内視鏡を使った治療は、子宮筋腫や子宮内膜症など身近な病気から命に関わるがんまで幅広く行われています。読売新聞は、日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定医のいる施設など461施設に、2018年の治療医実績をアンケート調査しています。
同学会の技術認定医は、腹腔鏡、子宮鏡、それぞれに審査があります。一定の手術経験を積んだ医師が、手術動画を提出します。合格率は50%前後です。2014年には子宮体がん、2018年4月には子宮頸がんの腹腔鏡手術が公的医療保険の対象となりました。いずれもがんの広がりが小さい早期に限られています。私が所属する新百合ヶ丘総合病院は、わが国で最も多くの婦人科内視鏡手術が行われている施設であることが分かりました。

(2019年8月21日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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