人生100年の時代

厚生労働省によれば、日本人の平均寿命は、戦後間もない1947年には、男性50.06歳、女性53.96歳に過ぎませんでした。衛生環境や栄養状態も悪い「人生50年」の時代でした。高度成長期を経て、「人生80年」に入ったのは、女性が1984年、男性が2013年です。2016年は男性80.98歳、女性87.14歳となっています。
100歳以上の人口も急速に増えています。調査を始めた1963年は153人でしたが、1981年に1,000人を超え、1998年には1万人を突破しました。2017年は6万7,824人に達し、今後、2023年に10万人を超え、2065年には約55万人に上ると推計されています。

(2018年6月2日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。