今年の司法試験の合格者

 法務省は、今年の司法試験に1,581人が合格したと発表しました。前年から11人減少しましたが、政府が掲げる合格者1,500人以上の目標は3年連続で上回りました。受験者は前年より58人多い3,837人で、合格率は前年から0.93ポイント減の41.20%でした。男性の合格者は1,102人、女性は479人で、女性が2年連続で3割を超えています。平均年齢は26.8歳で、最年少は18歳、最年長は69歳でした。

 合格者のうち、法科大学院の修了者は441人で前年から30人減少し、合格率は21.91%にとどまっています。法科大学院在学者は712人で、前年から32人増え、合格率は52.66%でした。合格者が100人を超えたのは、早稲田大学、京都大学、慶應義塾大学、東京大学の4校でした。

 一方、法科大学院を修了せずに受験できる予備試験を経た合格者は428人で、合格率は90.68%に達しています。優秀な学生が予備試験ルートを選択する傾向は続いています。

(2025年11月13日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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