今日は世界睡眠デー

 3月13日は世界睡眠デーです。日本では睡眠が十分に確保されていない人が多いとされています。2023年の国民健康・栄養調査によれば、20歳以上の26.9%が睡眠で休養が十分にとれていません。OECDの2024年の報告によると、日本の平均睡眠時間は7時間42分で、調査対象の33カ国の中で最も短かくなっています。

 睡眠不足や質の低下が、高血圧、糖尿病、心血管疾患、うつ病の発症リスクと関連することが示されています。また睡眠不足は、仕事の生産性を下げ、事故のリスクを高めるなど、経済損失にもつながります。米国シンクタンクのランド研究所の試算によれば、損失額の1位は米国で4,110ドル(約65兆円)で、2位は日本で1,380億ドル(約22兆円)です。GDPに対する比率で見れば、日本は2.92%で最大です。

 睡眠を犠牲にして働くことが頑張っている証しだという時代もあり、日本では睡眠が軽視されてきました。睡眠不足や質の低下が心身に与える影響は大きく、睡眠が健康の土台であり、子どものうちから睡眠の大切さを正しく理解することが大切です。

(2026年3月13日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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