介護保険の負担増

 介護保険制度は、2000年に始まりました。その時は、36千億円だった介護保険の費用は膨らみ続け、2014年度は10兆円に達しました。団塊世代が75歳以上になる2025年には、約20兆円まで増加し、10年程度で倍増することになります。
こうした介護保険の総費用の増加を受け、介護保険の制度改正による負担増が8月から始まります。今回は一定の所得や資産がある高齢者が対象になり、サ-ビスに対する自己負担が初めて引き上がることになります。

(2015年7月20日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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