新聞報道によれば、海外での卵子提供や代理出産を仲介する医療コ-ディネ-ト会社「メディブリッジ」が脱税した疑いで逮捕されました。同社は海外で代理出産や卵子提供による出産を望む夫婦に、ハワイ、タイやインドなどの医療機関を紹介したり、渡航のサポ-トをしたりする業務をしていました。
自分の卵子がない、子宮がない女性にとって子どもを持つ手段は、斡旋業者にコ-ディネ-トを依頼するしか手立てはありません。こうした商業主義的な斡旋を処罰するためにも、第三者を介する生殖補助医療に関する法律が必要となります。現在自民党PTで検討中ですが、一日も早い法の成立が望まれます。
(吉村 やすのり)