保活とは、保育園を探す活動のことをさします。今年は待機児童が5年ぶりに増加しただけに、親の焦りも強いものがあります。子ども・子育て支援新制度が始まり、受け入れ定員は大幅に増えましたが、就労希望の保護者がそれをさたに上回っています。
多くの自治体は入園の優先順位を決めるために保護者の状況などを点数化しています。短時間勤務者よりフルタイム勤務者、三世代同居より核家族に高い点数を付けています。しかし、採点基準は自治体ごとにまちまちです。認可保育園に固執せず、どんな保育サ-ビスがありどう違うのかを調べ、見学して自ら確認することが大切になります。
(2015年11月9日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)