文部科学省の学校基本調査によれば、全国の公立小学校の児童数のピークは1958年度の1,340万人でした。戦後の1947~49年に年間270万人近くが生まれた団塊の世代の頃です。1987年度に団塊ジュニアが1,012万人を記録しましたが、翌年度から1,000万人台を割り込み、1990年度の926万人以降は、毎年度、過去最低を更新し続けています。
2018年度は631万人で、ピーク時の47%に過ぎません。学校数のピークも、団塊の世代が小学生だった当時の1957年度で、2万6,755校に上っていました。2018年度は1万9,591校で、ピーク時の73%となっています。
(2019年4月6日 読売新聞)
(吉村 やすのり)