10月21日、富山市にて市民公開講座「がんと妊娠―若い女性の将来の妊娠と出産を考える―」が開催されました。この公開講座も、岐阜、愛媛、滋賀、名古屋に引き続いて5回目を迎えました。
20～40歳代の女性で発症するケースが増えているのは、子宮頸がんと乳がんです。若い女性の将来の妊娠と出産に大きな影響を及ぼすこれらの病気とその予防、早期発見について、各専門の先生方に分かりやすく説明していただきました。
多数の市民の皆さんにお集まりいただきました。がんに関する知識を深めるばかりではなく、将来子どもをもつことの意味について考えていただく機会が提供できたと考えております。演者の先生方、皆さん素晴らしい講演をありがとうございました。こうした機会を通して、子宮頸がんや乳がんの予防や治療に対する関心が深まることが期待されます。
（吉村 やすのり）
