1月27日、三重県津市の医師会館にて、公開講座「若い女性の将来の妊娠と出産を考える ―妊娠とがんのリスク― 」が開催されました。
鈴木英敬三重県知事の開会の挨拶に引き続き、「子どもをもつということ ―がん・生殖医療を考える― 」と題して、基調講演をさせていただきました。若い女性が罹りやすいがんである子宮頸がんと乳がんにスポットをあて、その早期発見や予防について各専門の先生方から貴重なお話をお伺いしました。
当日は200名あまりの市民の方々にお集まりいただき、女性のヘルスケアを考える上で大変有益な公開講座になりました。こうした公開講座を通して、子宮頸がん予防のためのHPVワクチンが、一日も早く積極的勧奨されることを期待しています。
(吉村 やすのり)