日本経済新聞社らの調査によれば、千葉県松戸市が総合1位となりました。人口が多い主要自治体を対象に、保育所の入りやすさや新型コロナウイルス禍での支援策などから順位をつけています。0歳児の認可保育所への入りやすさコロナに対応した妊産婦向け支援策など43項目を採点しています。
松戸市は、認可保育所の定員を大幅に増やしています。新しい生活様式に対応するため、子どもの一時預かり利用者が使えるコワーキングスペースを整備するなど、コロナに対応したきめ細かい支援も評価されています。2位の東京都葛飾区は病児保育の充実度、同点で2位の豊島区は0歳児の認可保育所への入りやすさが高得点でした。
コロナを機に、地方・郊外移住への関心が高まっています。他の自治体から移住してきた子育て家庭向けの支援制度があるところが36%を占めています。住宅取得費の補助が主な支援です。
(2020年12月20日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)