出生前診断で医学会が緊急声明

妊婦の血液による新型出生前遺伝子検査を中国のBGI社が十分な遺伝カウンセリングなしに実施している問題で、日本医学会と日本産婦人科学会は23日に記者会見を行った。「検査は遺伝カウンセリング体制が整った認定施設で行うこと」との緊急声明を出した。

 指針を守らないで検査を行った医療施設へのペナルティーについては、学会は罰則を加えるような組織ではないことから、消極的な姿勢を示さざるを得ない。しかしながら、今回のようなケースについては学会が、緊急声明を出すことによって、社会にその問題点を提起することは極めて重要である。

 

(2013年12月22日 朝日新聞)

(2013年12月24日 朝日新聞)

(吉村 やすのり)

 

 

 

 

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