医師の偏在解消

 医師不足に関しては、地域と診療科の偏在が大きな問題となっています。厚生労働省の分科会では、地域の偏在に関しては、保険医になる前に医師不足地での勤務を求める案が出されています。また診療科の偏在に関しては、将来の人口や疾病構造の変化に応じて、都道府県毎に一定の幅がある診療科別の専門医の研修枠を設けることが考えられています。
 今後は自分が希望する診療科や勤務地を選択できなくなるかもしれません。医師の地域及び診療科の偏在を無くすためには、こうした制度改革も必要になります。

(2016年10月7日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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