卵子の老化シリーズ-Ⅰ

男女の違い

精子は思春期以降、精巣で常時精子が造られる。精子ができるまでには70~80日かかるが、新しく造られている。

 一方卵子は、卵巣で胎生期の5カ月頃までに造られるが、その後新たに造られることはない。その数は700万個ほどあるが、生まれる頃には200万個までに減少する。その後卵子の数は減り続け、思春期の頃には20~30万個まで減少している。そして卵子の数が1000個以下になると閉経となる。つまり、卵巣は卵子を保存するところであり、造るところではないことをよく理解しておく必要がある。

(吉村 やすのり)

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