先日、渋谷区が決めた同性カップルに結婚に相当する関係を決める証明書を発行する方針について、朝日新聞社が全国世論調査を実施しています。それによれば、52%が評価するで評価しないの27%を上回っています。男女別にみると、男性の「評価する」は48%、女性の「評価する」は56%で、女性の方が評価が高い傾向にあります。年齢別でみると、若年層の方が高年齢より評価するが高く、20~40代では6~7割に達しています。
同性同士の結婚を法律で認めるべきかどうかについては、認めるべきが41%に対し、認めるべきでないは、37%でかっ括抗しています。女性では、認めるべきが42%、認めるべきでないが30%であり、認める傾向が強いと思われます。しかし、男性では認めるべきでないと言う人が多いのが対照的です。こうした多様化も決める社会になっていることが必要なのかもしれません。
(2015年2月17日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)