周産期医療―Ⅶ

新規産婦人科医師数の推移

 2004年の新医師臨床研修制度導入後、産婦人科医師は急激に減少し、わが国の周産期医療は崩壊寸前の事態に陥りました。しかしながら、学会を始めとして、国や自治体の努力もあり、2007年より日本産科婦人科学会に入会する新規産婦人科医の数は徐々に増加し始めました。2010年には、わが国の産婦人科医療を適切に運用するための最低必要医師数である、ほぼ500名に達しました。しかしながら、2011年以降は再び減少に転じ、危機的な状況に陥ることになっています。

(吉村 やすのり)

 

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