多治見市が「正しく知ろう―子宮頸がんワクチン―」と題して、市民公開講座を開催いたしました。古川雅典多治見市長の御厚意で、多治見市民向けの公開講座で、「若い女性に増えているがん ― 守れる命を守りたい ― 」を講演させていただきました。
子宮頸がんとは、どんな病気であり、がん検診やHPVワクチンの意義について御説明させていただきました。当日は、コロナ禍にもめげず、たくさんの市民の方々にお集まりいただきました。
子宮頸がん予防のためのHPVワクチンは、今年の4月より積極的勧奨が再開されましたが、その接種率はいまだ低率のままです。こうした講演の機会を通して、子宮頸がんに対する正しい知識を得て、HPVワクチンの予防効果や有用性を認識され、一人でも多くの女性が接種されることを期待しています。
(吉村 やすのり)