日本経済新聞社は、全国755の国公私立大学を対象に、大学が地域社会にどのような貢献をしているかを探る調査を実施しています。自治体や企業との連携など38項目の質問への回答を点数化しました。総合ランキング1位は信州大学で、国立の総合大学が上位を占めています。大学の地域貢献は企業や自治体との連携、国際化対応が重要となっています。
企業・行政、グローカルの分野で点差が開いています。トップ3の信州大、大阪大学、徳島大学は企業・行政分野でほぼ満点です。大阪大学はグローカル分野でも1位でした。地元企業や自治体との協力関係は、地域貢献に対する大学の姿勢をみる重要な指標となります。総合ランキング上位20の大学は、組織・制度、学生・住民の分野でも高得点でした。
(2019年11月6日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)