文部科学省の調査によれば、回答した1,158校のうち後期授業については対面は半分以下とする大学が、全体の2割近くあることが分かりました。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、小中高校は対面授業に戻っていますが、大学では遅れが目立っています。
全面的に対面授業を予定している大学は36.2%で、8割以上は28.7%、7割ほどは18.4%でした。一方、半分は慶應義塾大学や北海道大学、九州大学など166校の14.3%、3割ほどは東京大学や国際基督教大学、日本大学などは25校の2.2%で、2割近い大学が半分以上の授業を遠隔で行う見通しです。
(2021年11月22日 読売新聞)
(吉村 やすのり)