全国の国公私立大の学部生約1万人を対象に、全国大学生活協同組合連合会が実施した学生生活実態調査によれば、大学生の1日のうち授業の予習復習などに充てた勉強時間は平均約48分でした。大学の授業に費やした時間は約220分、就職や自分の関心事など大学以外の勉強に使った時間は約25分でした。4年生は授業の予習復習などに充てる時間の減少が目立ち、2019年は約63分で、5年前から約28分減っています。
半年間の支出について聞くと、4年生は他の学年より旅行への支出額が高くなっています。就職活動が早期化する中、就活後は大学の勉強より旅行などに時間を使っています。
（2020年3月9日 日本経済新聞）
（吉村 やすのり）
