大学病院受診時の患者負担増

紹介状なしで大病院を受診する場合の料金が10月から引き上げられます。診療所や中小病院などが出す紹介状を持たないで、大学病院などの大病院を受診すると、通常の窓口負担とは別に、定額負担と呼ばれる特別の料金を支払う必要があります。
10月以降の定額負担は7千円です。窓口負担は、診療費1万円から特別措置の2千円を引いた8千円の3割で2,400円になります。合わせて9,400円の負担となり、9月までの8千円と比べると1,400円のプラスとなります。
救急患者やエイズ拠点病院のHIV感染者などは対象外です。この他、周産期などでの休日や夜間の受診、交通事故、災害など緊急性が高い場合などは、医療機関が特別の料金を求めなくてもよいとされています。

 

(2022年11月3日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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