大学発のベンチャー企業が、再生医療関連など医療・バイオやヘルスケア分野を中心に増えてきています。経済産業省の大学発ベンチャー実態調査によれば、京都大学発スタートアップの増加数は、2017、2018年度の2年連続で東京大学を上回り、2016年度時点からの増加は、61社と国内大学で最多となっています。医療関連が3割と最も多いのも特徴です。
人生100年時代を見据え、医療・ヘルスケア関連の新事業が相次いでいます。また治療だけでなく予防に焦点を充てたサービスも登場しはじめています。
(2019年11月26日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)