女性がん患者に対して、妊孕性温存のための医療技術としては、胚と卵子の凍結保存ならびに卵巣組織の凍結保存があります。胚や卵子の凍結は実地臨床で行われていますが、卵巣組織の凍結は現在のところ臨床研究段階であります。これまで卵巣組織凍結後の移植により、世界で80名前後が分娩にいたっています。
(吉村 やすのり)
女性がん患者に対して、妊孕性温存のための医療技術としては、胚と卵子の凍結保存ならびに卵巣組織の凍結保存があります。胚や卵子の凍結は実地臨床で行われていますが、卵巣組織の凍結は現在のところ臨床研究段階であります。これまで卵巣組織凍結後の移植により、世界で80名前後が分娩にいたっています。
(吉村 やすのり)