女性の健康プロジェクト「リプロダクティブヘルス・プラットフォームの構築」キックオフシンポジウム 開催

リプロダクティブヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)は、「人間の生殖システムおよびその機能と活動過程のすべての側面において、単に疾病、障害がないというばかりでなく、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態にあり、自分の身体に関することは自己決定できる権利」と定義されています。さらに、2015年の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)においてもその達成について明記されており、広く世界に認識されています。
日本医療政策機構では、日本の若者が、リプロダクティブヘルス/ライツに関する自己決定ができる社会の実現を目指して、本年度リプロダクティブヘルス・プラットフォーム「Youth Terrace(ユーステラス)」を立ち上げました。本シンポジウムでは、産官学民のマルチステークホルダーの皆さまと日本におけるリプロダクティブヘルス/ライツを取り巻く課題や本プラットフォームを活用した今後の展望等について意見交換が行われました。こうした機会を通して若者たちの未来のために新たな一歩を踏み出す場になることが期待されます。

 

(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。