女性アスリートの生殖機能

女性アスリート、特に長距離陸上選手は激しい練習で体重が減少し、無月経になることが多い。無月経になるとエストロゲンが減少し、骨塩量が低下する。そのため、疲労骨折しやすい状況になることが多い。こうしたアスリートに対しては産婦人科医が積極的なヘルスケアを行うべきであり、欧米ではアスリート専属の医師が健康管理にあたっている。

日本産科婦人科学会が国立スポーツ科学センターと協力し、女子選手を対象に月経異常の調査をすることになった。女性アスリートの体調管理をする上で、月経の状態を知ることは極めて大切であり、これらアンケート調査を通し、女子選手に適した治療指針を作ることが必要である。

(読売新聞の医療サイト yomiDr.)
(吉村 やすのり)

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