2月15日、女性医療フォーラムが新宿京王プラザホテルで開催されました。
東京女子医科大学の心療・精神科教授の大坪先生からは、精神科医からみたPMS、 PMDD、PMEの診断ならびに対処方法についてわかりやすく御解説いただきました。近年、PMSやPMDDの患者は、わが国においても増加しており、日常の臨床で多く遭遇いたしますが、その対応に苦慮することが少なくありません。どのようなレベルで精神科医を受診させるべきか、その治療の実際についても御説明いただきました。
日本女性医学学会理事長の髙松先生には、実地臨床で役立つ月経困難症の治療薬の選択について、大変分かりやすく御説明をいただきました。
今回は都内を中心とした多くの産婦人科医の先生方にお集まりいただき、たくさんの御質問をいただきました。PMS、PMDDの病態を学ぶ大変実りあるフォーラムになりました。
(吉村 やすのり)