妊娠と出産 シリ-ズⅡ

女性の結婚年齢と生涯不妊率

 女性の結婚年齢が上昇するにつれ、子どもを持てる確率は確実に減少します。女性は35歳を過ぎると、卵子の老化などにより不妊になる確率が急に増えます。特に40歳以上では、3分の2の女性が治療しても妊娠出来なくなります。体外受精・胚移植などの高度生殖医療を行っても、40歳で子どもを持てる割合は10人に1人、45歳では100人に1人程度です。

(吉村 やすのり)

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