妊娠中のカルシウム摂取の効果

 愛媛大学らの研究チームによれば、妊娠中にカルシウムを多く取るほど、生まれた子どもにうつ症状が表れるリスクが下がるとしています。チームは妊娠中のカルシウム摂取量が少ない人から並べ、4グループに分けて解析しています。最も少ないグループではうつ症状の子どもの割合が28%だったのに対し、最も多いと18.7%でした。発症リスクを比べると42%下がっています。最大グループの摂取量は中央値で1日当たり約675㎎で、18~29歳の女性に対する推奨量とほぼ一致しています。

 母親が摂取したカルシウムが、子どもの感情部分に影響を与えている可能性が示唆されます。解明にはさらなる調査が必要ですが、子どものうつ症状の発症要因の一つの根拠を示した論文です。

(2025年8月25日 毎日新聞)
(吉村 やすのり)

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