日本産科婦人科学会は、変異型オミクロン型の拡大で妊婦の感染増が懸念されるとして、3回目は妊婦を優先接種の対象に加えてほしいと国へ要望書を提出しています。調査によれば、1回以上接種した妊婦は82.1%で、2回目の接種率は73.6%でした。
妊婦がコロナに感染すると、特に妊娠後期で重症化リスクが高まります。呼吸器症状の悪化による胎児への悪影響を避けるため、帝王切開で早産となることも多いとされています。昨年夏の第5波では妊婦の感染が急増していました。
(2022年1月25日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)