厚生労働省の専門家会議は、難病患者などに使われる3つの免疫抑制剤について、妊婦への使用を認めることを決めました。使えるようになるのは、タクロリムス、シクロスポリン、アザチオプリンです。免疫に異常が生じて自身の体を攻撃する膠原病などの重い自己免疫疾患や、臓器移植後の患者向けの薬です。
腎移植後などの妊娠例が、近年比較的多く経験され、妊娠を諦めていた患者にとって、妊娠の可能性を広げる意味でも貴重な提言と思われます。
(2018年6月27日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)
厚生労働省の専門家会議は、難病患者などに使われる3つの免疫抑制剤について、妊婦への使用を認めることを決めました。使えるようになるのは、タクロリムス、シクロスポリン、アザチオプリンです。免疫に異常が生じて自身の体を攻撃する膠原病などの重い自己免疫疾患や、臓器移植後の患者向けの薬です。
腎移植後などの妊娠例が、近年比較的多く経験され、妊娠を諦めていた患者にとって、妊娠の可能性を広げる意味でも貴重な提言と思われます。
(2018年6月27日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)