第64回日本生殖医学会学術講演会のランチョンセミナーにおいて、慶應義塾大学医学部産婦人科の阪埜浩司先生に、子宮筋腫の薬物療法について解説をいただきました。
今年の一月に子宮筋腫に対する治療薬として、経口GnRHアンタゴニスト製剤であるレルミナ錠が発売されました。レルミナ錠の使用方法や有用性について、大変分かりやすく説明していただきました。
レルミナ錠は、子宮筋腫に伴う、過多月経、下腹部痛、腰痛、貧血を改善する新しい薬剤で、フレアアップがなく、速効性であり、しかも従来のGnRHアンタゴニストと異なり経口投与可能です。
(吉村 やすのり)