政府は、6月の成長戦略に子育て支援員制を設けることを決めた。育児経験のある主婦らが保育士を手伝う子育て支援員の資格を設け、放課後に児童を預かる学童保育においても支援員を活用する。
2015年より学童保育拡充をはかり、5年間で30万人増やす予定である。保育士を手伝う補助的な仕事をするために、子育て支援員を活用する。支援員の経験をステップに、保育士の資格取得を目指せるような制度設計にする。この子育て支援員が待機児童解消への一助になるかもしれない。
(2014年5月28日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)