ベネッセ教育総合研究所の調査によれば、高校生の学校の授業以外(学外)の学習時間が増加しています。小中学生の学外の学習時間も増加しており、宿題など学校による家庭学習指導の強化が影響しているとみられます。学外の学習は、学校の授業時間以外の自習、家庭や塾での勉強などを指します。
学力向上を重視した最近の教育政策を反映し、学校が授業だけでなく家庭学習の指導も強化した結果、児童生徒が宿題などに取り組む時間が増えたと思われます。児童生徒のなかでも小学生の学習時間の増加が顕著であり、中学受験のための塾の勉強時間の増加が考えられます。
(2016年2月19日 読売新聞)
(吉村 やすのり)
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