学童保育とは、共働きやひとり親家庭の小学生を放課後に校内施設などで預かる制度です。全国の利用児童数が、今年5月1日時点で前年比8万3894人増の101万7429人となり、過去最多を更新しました。共働き世帯の増加に加え、4月から子ども・子育て支援制度が始まったことに伴う改正法で、対象児童が従来の10歳未満から小学6年生まで拡大されたことが影響しています。
一方、申し込んでも入れない学童保育の待機児童は1万5533人と昨年度より6418人増加しました。施設数も前年より3445カ所増の2万5541カ所で過去最多だったが、利用希望者の増加に施設整備が追い付いていない状況です。潜在的には40万人以上の待機児童がいるとされています。この小1の壁をなんとかしなければ、女性は働き続けることができません。
(2015年8月8日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)