学童保育(放課後児童クラブ)

学童保育とは、国の補助金を受けた行政やNPOなどが運営主体となり、共働きなどで自宅に保護者がいない児童を預かる制度であり、放課後児童クラブといいます。放課後の遊びや生活の場を提供し、利用するには、登録と料金が必要となります。全国約2万5,000か所にあり、2018年度の登録者は約123万人で、5年前に比べ約4割増えています。その他、市区町村教育委員会が実施する放課後子ども教室があります。原則として登録は必要なく、無料で利用できます。
働き世帯は2017年度、1,188万世帯で、5年前から134万世帯増えている。学童保育に入れない待機児童は2018年度、1万7,279人と過去最多になっています。政府は、2023年度までに全小学校区に学童保育と放課後子供教室の両方を整備し、学童保育の定員を約30万人分増やす方針です。

(2019年2月14日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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