就職活動に臨む大学生や大学院生に対する民間調査によれば、同じ会社で働き定年を迎えたいと希望する人は、56.3%にとどまることが分かりました。就活生の多くが、就職前から転職も視野に入れている実態が明らかになりました。
定年までの就労を希望しない人は、男女計43.5%でした。就職を通じたキャリアアップをしたいが87.0%を占めています。日本の終身雇用制度はいずれなくなるが42.4%、一つの会社にしがみつきたくないが28.8%と続いています。起業したいが17.5%、専門スキルを身に付ける機会がないが16.4%です。
(2019年1月10日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)