日本生命保険がインターネット上で1万人強を対象に調査したところ、セカンドライフまでにためておきたい金額の平均は2,888万円でした。2018年の調査と比べ8万円増加しています。老後2,000万円問題によって、自分の老後資金に警戒感を持つ人が増えてきています。老後への不安は世代を問わず共通しており、20代以下のおよそ9割がセカンドライフへの準備が必要だと感じています。
目標としている金額をためられているかどうかを聞いたところ、全世代の約2割が目標額の10%未満しか貯蓄できていないと回答しています。40、50代は約8割、60代では約6割が目標を達成できていませんでした。
(2019年10月12日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)