小中学生が学校や塾などでオンライン教育を受けた割合は、東京23区で約7割に及ぶ一方、大都市圏以外の地方では3割程度となり、地域差が大きいことが分かりました。子育て世帯への調査では、小中学生の子どもについて学校や塾、教材など何らかのオンライン教育を受けていると答えた割合は、全国で45.1%でした。地域別にみると、東京23区では69.2%に達した一方、首都圏や大阪・名古屋圏を除く地方圏では33.9%にとどまっています。
学校の先生からオンライン授業を受けていると答えた割合は、全国が10.2%、東京23区は26.2%、地方圏6.7%でした。学校以外の塾や習い事でオンライン授業を受けていると答えた割合でも、全国17.1%、東京23区33.8%、地方圏11.6%となり、居住地域によって差が出ています。
(2020年7月2日 読売新聞)
(吉村 やすのり)