厚生労働省の発表によれば、2024年の自殺者数は2万320人で、前年から1,517人減少し、統計をとり始めた1978年以降で2番目に少数でした。しかし、小中高生は前年比16人増の529人で、統計のある80年以降で過去最多となっています。
全体の内訳は、男性が前年比1,061人減の1万3,801人で、3年ぶりの減少です。女性は同456人少ない6,519人となり、2年連続で減少しています。有職者は8,092人、年金生活者や主婦(夫)も含む無職者は1万800人でした。原因や動機は、健康問題が1万2,029件で最多、経済・生活問題、家庭問題と続いています。
小中高生の内訳は、小学生15人、中学生163人、高校生351人です。前年から男性は20人減り、女性が36人増えています。特に中学生の女性が19人(24%)、高校生の女性が19人(11%)増えています。月別でみると、9月が最も多い59人でした。小中高生の自殺の原因や動機は、学校問題が272件と最多です。健康問題、家庭問題が続いています。学校問題では学業不振が最多の65件、学友との不和(いじめ以外)が60件、進路に関する悩み(入試以外)が51件と続いています。

(2025年3月29日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)