年末年始の海外旅行者の増加

JTBのまとめによれば、年末年始の海外旅行の人数が、前年比4.3%増の延べ73万4000人に達し、過去最高となる見通しです。平日の1月4日を休めば9連休となる日並びや、ボーナスの増加も追い風となっています。国内旅行者数は1.1%増の同2989万人を見込み、海外・国内合わせた旅行者数も過去最高の3062万人を見込んでいます。
1人当たりの旅行平均費用(食費など含む)は、海外が前年比3.9%増の21万4000円です。長期休みを利用して単価の高い欧州行きが増えると予想しており、欧州の旅行者数は、前年比5.6%増の5万7000人を見込んでいます。渡航者が最多の韓国は、10.8%増の11万人に上るとみています。国内の旅行平均費用の見込みは、3.4%増の3万3000円です。

(2018年12月7日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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