幼児の外遊び

 スポーツ庁の2016年度の体力・運動能力調査によれば、幼児期に外遊びをしていた子どもほど、小学生になってからの運動能力が高いことが明らかになりました。小学生に対し、入学前の外遊びの頻度を尋ね、握力や50m走などの成績を得点化する体力テストの結果との関係を調べています。
 幼児期の外遊びが週6日以上だった10歳男子の平均点は57.9点でしたが、週1日以下だった10歳男子の平均点は52.8点でした。男子は約5点、女子でも同様に約8点の差が開いています。幼児期に外遊びした児童ほど、成長してからの運動頻度が高い傾向も見られています。幼児期に体を動かすことは、小学校での運動習慣につながり、体力の向上に結びついています。

(2017年10月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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