強いブランドランキング

 日経BPコンサルティングのブランド・ジャパン2026によれば、強いブランド力を持つ製品やサービスの一部に、若年層向けで陰りが出ています。

 世代間のギャップが目立つのが、長く花形産業として日本を支えてきた自動車や電機メーカーのブランド力です。パナソニックは全世代のランキングでは4位なのが20代以下では27位、ソニーは10位が40位まで低下しています。トヨタも含め、いずれも2000年代初頭は20代以下のランキングでも20位以内でした。これらの企業に限らず、日本企業の製品やサービスからは若者離れが目立っています。ライバルとの競争に敗れ、テレビなど家電で世界的なメーカーが減ったのが一因です。トヨタは車離れ、全世代では1位ですが20代以下では47位のサントリーはアルコール離れといった、新たな流れを捉え切れていない可能性があります。

 ブランド力の低下は採用や新事業の致命傷になります。若者は、過去の栄光よりも検証可能な事実と透明性を求めており、そういった層の関心を引こうとする企業姿勢がイノベーションを生み出します。全世代と若年層に共通して多くの支持を集めたのがダイソーです。それぞれ3位、4位に入っています。物価高が長引く中で100円ショップは好調です。

(2026年3月19日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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