新型コロナによる解雇や雇い止め

総務省の発表によれば、10月の失業率は3.1%で、前月より0.1ポイント上昇しています。新型コロナが影響した解雇や雇い止めは、11月末までに7万4千人を突破しました。足もとでは、改めて感染拡大を受けて社会活動の自粛を求める動きが広がり、なお厳しい雇用情勢が続いています。
新型コロナの影響が長引き、企業が事業を見直して職を失う働き手が増えています。非正規雇用の働き手は、前年同月に比べて85万人減っています。10月の有効求人倍率は、前月より0.01ポイント高い1.04倍でした。9月まで9カ月連続で悪化していましたが、わずかに改善しています。

 

(2020年12月2日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。