新型出生前診断の結果が外部流出

わが国においては、新型出生前遺伝子検査では、病院が妊婦から採血し、米国の検査会社に送って解析してもらう。新聞報道によれば、この検査結果は重要な個人情報であるにもかかわらず、検査会社が検査結果をファックスで送信したという。しかも、ファックスの誤送信もあったそうである。出生前診断の検査の是非論以前の問題として、遺伝情報の管理が徹底されていないことは極めて重大な問題である。NIPTコンソーシアムはこれら結果を真摯に受け止めるべきである。

(2013年11月23日 朝日新聞)

(吉村 やすのり)

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