読売新聞社の全国世論調査によれば、新聞の報道を全体として信頼できると答えた人は、大いにとだいたいを合わせて70%でした。年代別では、60歳以上では76%、40~59歳は66%、18~39歳は64%が信頼できると答えています。新聞はこれからも必要だとした人は、どちらかと言えばを含めて73%でした。60歳以上は81%、40~59歳は67%、18~39歳は64%が必要だと回答しています。

新聞に期待していることは、1位が情報を正確に伝えるで69%、2位は事実をわかりやすく伝えると事実を公平、中立に伝えるがともに58%、4位は世の中の不正を追及すると様々な意見や考え方を紹介するでともに32%でした。6位は出来事の背景や問題点を掘り下げて解説するで31%と続いています。

インターネット上のニュースについて、どこが発信、提供した情報を信頼しているかを尋ねたところ、新聞社が51%で最も多くなっています。次いでNHKが46%、民放テレビ局が29%、ウェブ専門メディアが23%と続いています。新聞社を選んだ人に限ってみると、新聞が事実を正確に伝えていると答えた人は80%でした。年代別にみると、新聞社との回答は18~39歳は44%、40~59歳では49%でトップでした。60歳以上ではNHKが59%、次いで新聞が56%でした。新聞社が発信、提供する情報に対して、全ての年代で高い信頼を寄せています。

(2025年10月14日 読売新聞)
(吉村 やすのり)