国立がん研究センタ-の報告によれば、2015年に新しくがんと診断される人の罹患数は98万2100人で、がんで死亡する人は37万900人と予想されます。がんと診断される人は、昨年より約10万人増えるとの結果になりました。
診断される人で最も多いのは、大腸がんの13万5800人で、2位は肺がん、3位は胃がんです。男性は前立腺がん、胃がん、肺がんの順で、女性は乳がん、大腸がん、肺がんの順です。死亡する人は、肺がんの7万7200人が最も多く、2位は大腸がん、3位は胃がんです。診断される人も死亡する人も胃がんの順位は年々下がってきています。
(2015年5月3日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)