総務省の発表によれば、日本人は1億2,065万3,227人で、前年から90万8,574人(0.75%)減り、調査を開始した1968年以降で減少数、減少率ともに最大です。国内に住む外国人は367万7,463人で、調査を開始した2013年以降で最も多く、前年から35万4,089人(10.65%)増え、増加数でも最多となっています。総人口に占める外国人の割合は2.96%に達し、過去最大です。
日本人は、ピークだった2009年から16年連続で減少が続いています。最も大きな要因は、少子高齢化の加速です。2024年に生まれた日本人の子どもは過去最少の68万7,689人で、死亡者数は過去最多の159万9,850人です。出生数が死亡者数を下回る自然減は、17年連続で拡大しています。
(2025年8月7日 読売新聞)
(吉村 やすのり)