厚生労働省によれば、国内のシングルマザー世帯は2011年に約120万世帯でした。ひとり親世帯における母親の平均年間就労収入は236万円で、父子世帯の就労収入の半分程度で大きな収入格差がみられます。この脱・貧困に向けてシングルマザー(シンママ)の学び直し機運が高まっています。
人気があるのは在宅勤務もできるウェブデザイン系で、AI・IOT関連も需要が伸びています。スキルを身に付け起業した人も出てきています。雇用の受け皿にも広がりがみられます。人材不足が急進し、多様性を認めるムードが根付いてきており、学び直すシンママが、産業力強化の一端を担う可能性もあります。

(2025年3月27日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)