民間企業の男性の育休取得

育児・介護休業法により、1歳未満の子どもを育てる男女の労働者が育児休業を取得できます。雇用期間が限定的な労働者も一定条件を満たせば利用できます。ただ、厚生労働省によると男性の育休取得は6.2%にとどまっています。女性のキャリア創出を支援するには男性の働き方と職場の理解が重要です。
育児休業を取った期間は、女性だと10~12カ月未満が31%と最も多く、12~18カ月未満が30%となっています。ところが男性は、5日未満が36%、5日~2週間未満が35%と圧倒的に短期間です。食事から夜泣きまで最も目を離せない乳児のころ、女性に負担がかかって就業復帰も遅れる原因となっています。

(2019年10月29日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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